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今回、ピルに関するさまざまなギモンにお答えくださったのは、当サイト内で【elisクリニック】を監修されている「池下レディースクリニック銀座」院長の池下育子先生。まずは、ピルとはどんな薬なのかを伺いました。
「ピル(経口避妊薬)には2つの女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されています。これを3週間服用すると、カラダが妊娠中に近い状態となり、脳は妊娠したと錯覚して結果的に排卵が起こらなくなるのです。また、万が一排卵して受精した場合でも、受精卵を着床しにくくしたり、精子を子宮に入りにくくする作用もあります。避妊にはさまざまな方法がありますが、ピルを正しく服用すれば、100%に近い確率で避妊できるんですよ」
ちなみに、ピルは含有するホルモン量によって低用量、中用量、高用量に分かれますが、低用量ピルは避妊に最適なうえ、副作用が少なく、安全性も高いといわれています(一部の中用量と高用量はすでに製造中止になっています)。従って、ピルというと低用量ピルを指すのが一般的です。さらに、ピルには避妊効果以外にも、女性のカラダにとって有益な作用がたくさんあるとのこと。
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「月経周期が安定する、生理痛をやわらげる、月経前症候群が改善されるといった効果が実証されています。このほかにも、貧血や子宮内膜症を改善したり、卵巣ガン、子宮体ガン、骨粗しょう症、関節リウマチなどのリスクが減るといったデータも出ています。実際、当クリニックでピルを処方している方の半数以上が、避妊以外の目的で服用しているんです。なかには、ニキビが改善されて肌がキレイになったという方もいらっしゃいますよ」
私は、生理痛がひどくて市販の鎮痛薬を利用しているのですが、ピルとはどのように違うのでしょうか?
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「鎮痛薬は、生理痛の元になるホルモンの生成を抑えることで痛みを減らすというもの。ただ、ピルを服用すれば排卵が起こらないので、痛みの原因となるホルモンの分泌量も激減します。その他の作用も考え合わせると、女性のカラダにとっては、鎮痛薬よりも、ピルの方がやさしくて安全だと思いますね」
次のページでは、ピルの服用方法や処方についてご紹介していきましょう。 |
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