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乳がんにかかる女性は年を追うごとに増え、現在は日本人女性の20人に1人は乳がんになるといわれています。とはいえ、「自分には関係ない」と思っている人が多いのも事実。しかし、すべての女性にとって、乳がんは決して他人事ではないのです。乳がんは早期に発見すれば約90%が治癒できる病気なので、定期的に検診を受けることが大切です。
今回、乳がん検診のために訪れたのは、東京・広尾にある「平松レディースクリニック」。こちらは乳腺専門のクリニックで、マンモグラフィや超音波装置など、乳がんの早期発見に必要な設備が整っています。院長の平松秀子先生をはじめスタッフは全員女性なので、初めての人でも気軽に来院できるのもうれしいですね。まずは、乳がんとはどんな病気なのか、平松先生にお話をうかがいました。「乳房は、脂肪と乳腺で構成されています。乳腺とは母乳をつくるところで、ここに発生する悪性腫瘍が乳がんとなります。乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていて、出産経験のない人や、初潮が早く閉経が遅い人ほどリスクが高いといわれています。また、家系内に乳がん患者がいる人も、かかりやすい傾向にあるようです」
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年代別で見ると、30代後半〜50代に発病するケースが多いそうですが、20代の人も油断は禁物。平松先生いわく、30代以上の女性は年に1回、20代の人でも、なるべく早めに検診を受けた方がいいとのことでした。また、乳がんはカラダの表面に近い部分にできるので、自分で発見することも可能です。生理が始まって1週間後、乳房のハリや痛みが少ないときに、しこりの有無をチェックしてみてください。コツは、4本の指を揃え、指の腹でまんべんなくさわること。入浴時、カラダに石けんがついているときに行うとスムーズにできます。併せて、乳首から血の混じったような分泌液が出ていないか、わきの下のリンパ節が腫れていないかもチェックするようにしましょう。
こうしたセルフチェックも大切ですが、必ず発見できるというわけではありません。そのためにも、乳腺専門の病院で定期的に検診を受けることが重要なのです。次のページでは乳がん検診の流れについてご紹介していきましょう。
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